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中退減少コーチング・プロジェクト KSU 認定コーチング・プログラム 高大接続コーチング KSUアスリートコーチング・プログラム コーチング×SDGs
九州産業大学
KSU 変革コーチング・プロジェクト
~成果を踏まえた更なる広がり~~育成型入試と中退減少プロジェクトは
教育業界の可能性へ~
改善された学生が16名中6名、
伸び率14.4ポイント、改善率40%!!~ 興味・対話スキルが、
プロジェクト前より266%向上 ~
この「除籍退学率減少・コーチング・プロジェクト」は、本学の中退予防における多面的な13の施策のひとつとして推進しております。このプロジェクトは、教務部職員等が、学生(1年次終了時10単位以下)に対して、懸命に面接指導・支援を行っているものの、対象学生の学修意欲喪失、生活習慣悪化などの問題が生じた際に、専門知識やスキル不足から、臨機応変な対応が不足している現状が確認され、学生の行動変革を起こすスキルを、職員等が身につけることができると、さらに除籍退学率減少につながるのでは?という問いから生まれました。
当プロジェクトでは、「コーチング基礎スキル」を実践型研修で学び、その知識・スキルを継続して、実践することを通して、「除籍・退学予備軍と呼ばれる学生の主体性を育む」ことなどにより、除籍・退学率を減少させるという目的で開発されました。国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ監修による少人数(約15名選抜)クラスでの短期集中コーチ・集合トレーニングは、3時間×6講義=18時間 (約4ヶ月間)にてカリキュラム構成され、内発的変化として、セルフマネジメントやリーダーシップの向上、外発的変化としては、退学・除籍の減少だけでなく、高校大学の接続、入試時の見極め、キャリアプランなど、いくつもの向上効果が見込めるものでした。
プロジェクト参加職員のコーチング・スキル調査では、対象学生から、組織評価3.5平均を大きく上回る4.7(5.0点満点)と高評価の他者評価を獲得し、「親身になって相談や雑談を聞いてくれてとても話しやすかった。また状況に応じてアドバイスももらい、もう一度頑張ろうという気を引き起こしてもらった。」など、多くのフィードバックも頂き、プロジェクト前後と比較し、前期に比べ出席が改善された学生が16名中6名、伸び率14.4ポイント、 改善率40%と数値データとしても検証できました。
理由として、学生と直接会って現状を確認できた点(表情・言動・行動)や、警戒心が取れ、リアクションの変化を直接感じれたことが挙げられます。また、今後は、1人ひとりの特徴を把握強化し、質問力の向上をすることで、さらなる効果向上も期待できることが分かりました。今後のビジョンとしては、さらに大学中退率を5%以下に推し進めること。そして、アドミッションオフィサーをはじめ、コーチングをもっと根付かせたいと考えています。そのなかで、コーチングリーダーを育成し、また学外の方々と連携して活動を広げていきたいと思います。
中退減少のためのコーチング・プロジェクトが3年目を終え、成果を確認すると同時に、2017年より育成型入試に着手。入試前にKSU認定コーチが、1on1コーチングを実施し、高校生の強みは何か?今後の将来をどう描きたいか?そんな対話を職員が実施すると同時に、高校にフィードバックをし高大接続の観点で将来のキャリアを考える育成型入試を2期目を迎えた。コーチング・リーダーを育成し、学外の方々と連携して活動を広げていくプロジェクトに多数の注目を浴びている取組です。
本学の中退予防の取組
まとめ(中退率減少PJプロセス)
まとめ(中退率減少PJプロセス)
大学DATA
九州産業大学は、昭和35 年の創設以来、西日本屈指の総合大学。広く産業界の期待に応えられる「実践力」「熱意」「豊かな人間性」を持った人材を輩出する。